2024年9月18日(水)フジ虎ノ門整形外科病院 & 健幸の里創生コンソーシアム 統合医療勉強会

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フジ虎ノ門整形外科病院&健幸の里創生コンソーシアム令和6年9月統合医療勉強会(無料)のご案内です。

◆日時
2024年9月18日(水) 19:30-21:00 

◆タイトル
韓日古代歴史文化の再発見‐日本人はどこから来たか

◆講師
金得永(kim dukyoung)韓日平和ルネサンス構想フラットフォーム、教育学博士、鍼灸師(日本)

聖徳太子に仏教を指導した韓半島出身の2名の仏教僧の存在から、高校野球での京都国際高校優勝まで、韓国と日本とのコラボの歴史を振り返ります。

講義の概要:

  1. 古代韓国の理解
    ‐ 九黎、朝鮮、扶余、高句麗、高麗‐ 古朝鮮に関する中国歴史書の記録 「山海経」:戦国時代(BCE403-222年)に「東海之内、北海之隅、有国、名曰朝鮮」(「山海経」巻18:朝鮮は列陽の東、海北山南、列陽は燕に属す)と記されている。‐「古朝鮮史記」
  2. 日本人の祖先はどこから来たのか?
    〇 「日本文化の根源は三韓、扶余、伽耶、そして百済にある」(ジョン・カーター・コベル博士)
    〇 喜田貞吉(1871-1939)の「日鮮両民族同源論」、江上波夫(1906-2002)の「騎馬民族征服王朝説」など
    〇 ジョン・カーター・コベル博士の『扶餘騎馬族と倭』によると、騎馬民族が倭を征伐し、航海と馬(フェルガナ馬と天馬)についても言及されている。九州の竹原古墳壁画にも描かれている。
    〇 新石器時代から青銅器、鉄器時代への急激な変化が見られる。墓制様式も変化。
    ‐ 細形銅剣、琵琶形銅剣、多鈕細紋鏡、七支刀
    ‐ 支石墓(ドルメン)では、5000年前に世界で初めて星座が刻まれた。大東川江にある200基の支石墓のうち40基には、天井石に星座が発見されている。甑山郡龍徳里の支石墓地域は、東夷族の住んでいた場所とされる。キトラ古墳壁画や高松塚古墳などにも類似の絵が見られる。
    韓半島から日本への渡来があった可能性が高い。以下の証拠を共に確認してみましょう。

    第一の証拠として、弥生遺跡が多く見つかるのは、韓半島に最も近い九州地域だ。現在、日本政府は佐賀県に吉野ヶ里歴史公園を設立し、弥生文化を保存している。
    第二の証拠として、弥生人が登場した時期に、韓半島でよく見られる支石墓(ドルメン)が日本でも登場し始めた。支石墓は韓半島で最も密集して見つかっており、その建設には中央集権的な政治体制と多数の人員が必要だった。狩猟と採集生活をしていた縄文人が突然これらの支石墓を築いたというのは不自然だ。
    第三の証拠として、韓半島で使われていた細形銅剣(セヒョンドンゴム)や青銅鏡が九州地域で発見されている。当時の日本人は石器を使用していましたが、青銅器の導入には外部からの影響が必要とされた。これらの銅剣は中国や東南アジアではなく韓半島に集中して見つかっていることから、弥生人が韓半島から移住し、縄文人と和合したという説が有力。

    弥生人の登場により、日本では農耕社会に不可欠な水路、ダム、堤防などの新しい施設が作られ、家畜化された豚も出現。この豚は約100年後には日本全域に広まった。
    日本総合研究大学院の研究チームがDNAを分析した結果、日本の先住民であるアイヌ族に最も近いのは沖縄の人々であることが判明した。一方、日本本土の人々は韓半島の人々に最も近いことが分かった。これにより、弥生人が韓半島から来たという説がさらに確実なものとなった。
  3. 日本の中に依然として息づく古代韓国の痕跡
    ・墓文化- 古墳、神社、寺院、出土重要遺物、言語、文字、地名、生活や生産様式、馬、弓矢などの武器
    ・飛鳥寺、善光寺、四天王寺、法隆寺、広隆寺、石塔寺、東大寺;聖徳太子を仏教を教えた高麗出身の慧慈と百済出身の慧聡の存在⇒聖徳太子の神仏儒の統合

4. 長年の敵対関係の原因
管山城(忠清北道沃川郡)の戦い- 白村江の戦い(新羅との対立)- 倭寇
植民地支配、歴史歪曲、多くの王陵や墓の盗掘、関東大震災時の朝鮮人虐殺、創氏改名、慰安婦問題、強制徴用など

韓日歴史の再発見
韓国人と日本人は同じ血を受け継ぎながらも、長い間お互いに敵意を持ってきた。お互いを理解し合うことは難しいかもしれないが、彼らは成長期を共に過ごした双子の兄弟のような関係だ。東アジアの政治的未来は、両国が古代から築いてきた関係を友好的に再発見することにかかっている。」(ジャレッド・ダイヤモンド『銃・病原菌・鉄』韓国版より)

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